霧除け庇のモーメントとビス

ときどき木製の霧除け庇や雨戸鴨居などを耐力面材や透湿防水紙の上から取り付けることがありまして、なんとか力学的にも作業的にも効率良くできないものかと考えてみた次第。鉛直加重は胴縁や縦枠が支えてくれたりするけれど、持ち出した鼻先が垂れ下がらないようにしたいので回転モーメントに抵抗するようなるべく上端に近いところで留めつけたい。


①とか②は簡単だけれど①は留め付け高さが低いし、②は材が割れたりしやすい。一階の履き出し敷居のようなものなら④も効果的だと思う。

で、理想は③じゃないかということ。

だとするとこうなる。とにかく浅い角度でビスを揉みこみたいのでインパクトの頭はおろか延長ソケットすら邪魔なので板幅より長いビット必須です。あとは板金屋さんに綺麗に葺いてもらって完成。

ベニヤ板の端に胴縁をつけることで1/10程度傾斜させたところにトリマーが走る溝を切り込んだ治具。ビットはいつかhideさんのブログで見せてもらったコロ付のストレートビット。これ役に立ちます。垂木掛けの掘り込みとかにも便利でした。

実はこれひとつ前の現場では皿取り錐を寝かせて無理やり水平近くに座彫りをしたのだが深さや長さが安定しないし、捲くれあがったバリがみっともないので今回のトリマ加工に至った経緯がありました。

hide : 

お忙しい中記事アップお疲れ様です。学がないので物理?力学?についてはさっぱりです(;^_^Aこのような庇や鴨居を時々するのですが、①の位置でビス止めしてました。一応アルミのLアングル併用してましたが。③でのビス止めトリマでの冶具とても参考になりました。次回からこれ真似させていただきます。あと、トリマの冶具ですが以前はLアングルの厚みを掘るのに庇の勾配加工の前にしてたのですが、これだと勾配加工の後でも有効なんですね。とても参考になりました。ありがとうございます(^^)

ryota : 

あ、やっぱりありますよねこういう設計の庇。

ステンレスフラットバーを曲げた棚受けみたいな形状のアングルが設計図に指定されてることがありますね。アングルは補強にはなりますが取り付け時の引き寄せは難しいので、今回のような方法でしっかり寄せた上で長期的な補強として併用出来るとバンバンですね。

コロ付きビット、治具と加工深さに制限がありますがまだまだ何か使えそうですね。

hide : 

おっしゃる通り引き寄せ後に補強でアングルがベストですね。
このビットの新しい使い方を教えて頂き可能性がまた一つ増えました(^^)
また新しい使い方発見したいですね。

としかねふぁん : 

むむむ…!
これ発展しそうな予感がします。
何か別のものでも使えそうな…
このビット買ってきやす!(`_´)ゞ

ryota : 

hideさん、としかねふぁんさん、何か閃いたら真似しますので教えてくださいね。
ちなみに今回のビットは直径10x刃高15てってサイズでした。確かhideさんは以前の記事でもう少し背の小さいの使ってましたね。