2009.06.23 Tue 雨のち晴れ

根底にあるのは、自分を含めた、役所への不信感かもしれないと思う。
昨年度、水循環に関する計画のようなものを作った。その時は、自分の無知という壁、役所の分野間の壁が主な壁で、自分としては、そこに、これ以上無理というほどの気力と体力を注ぎ込んだ。よくやったと思う。いろんな方から、少しのお叱りと、たくさんのお褒めのことばをいただいた。実現される頃は自分はこの世にいないけれど、将来の世代のために自分も力になりたいと言ってくれる人も本当にたくさんいる。泣ける。
今年度は、そこに書いたことを現実の地球上でやる準備、というような仕事をしている。するとそこには、当然ながら再びいろんな壁がある。少しだけわかっているけれど、わからないことや判断しかねることが大半で、でもこのままではイケナイというのは感覚的に自信があって...という感じだ。
地中のことなので、それほど専門でない自分はおろか、本当の専門家ですら正確なところはわからない。建物の安全性との関係も確固たることは言えないし、少なくとも個別にヨクヨク調べる必要がある。利水や治水になってくると、将来予測なんてできる頭脳も無い。人によって優先順位も違うし、役所に求めることも違う。自分の頭の中で、だんだんいろんなことがつながってきているのは良いことなのだが、その分、何も言えなくなってきた気もする。
役所が縦割りであったり、職員に淡々とした人、あるいは割り切り上手が多いのは、そうでないと何も言えないから、身が持たないから、というのもひとつの要因ではないかと思う。あまり簡単に「縦割り」と言われると、正直ムッとしてしまう。何でも明快な答えをすぐに出す、というのはある種の割り切りをしないと常人には無理があるのではないか。
しかしここで引き下がっては、やっぱり役所は、イヤ環境関係の部署は、イメージの良いことを言うだけで何の足しにもならない気分屋だ、ということになる。そんなことなら、確かに何もしない方がマシだ。
では引き下がらないとすると、自分が猛烈に一生懸命にならなければいけない、ということになる。役人は猛烈に一生懸命になるのが当然と思われるかもしれないが、なにしろ疲れた。
でも、かといって、感覚的に今の状況はよろしくないし、今まで自分が感じてきたこと、学んできたこと、大切に思ってきたこと、あらゆることが関係する、これをあきらめたら自分は何もできないとあきらめたことになるような内容なのだ。
さて、どんな生き方を選ぼう。
2009.06.21 Sun 晴れ



2009.06.14 Sun 晴れ


2009.06.07 Sun 晴れ

データ整理していたら出てきた写真。我が家の醍醐味。
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