2011.03.14 Mon 曇
朝の4時半。目が覚めた。地震以来、寝不足。日本中を「1:被災者~5:親戚・知人全員被災地から遠隔の人」に分けたら「4.5」くらいの私なのに情けない。子どももいるんだし、こんな時こそシッカリ寝て元気じゃないといけないのにダメな人。

昨日、関西での節電を呼びかけるチェーンメール(関電に勤める友人からというもの)に乗ってしまって、未だにヘコミ中。何かできることはないんだろうかと思っていたところでちょうど届いたメールに「そうか!節電か!」とアッサリ納得してしまった。「こういうことはテレビやラジオでも呼びかけがあるんじゃないのか?」というのと「これでメールの通信量が増えても通信網は大丈夫かな」という疑問がチラッと頭をよぎったのだが、「いやいや、より早く多くの人が知っていればスムーズにできるんだろう」「西日本でメールのやりとりが多少増えるくらい関係ないだろ」とテキトーに解釈した。
父がそのメールの「電気の備蓄が...」という記述を見て、「電気は備蓄できないけどなぁ」と言ったのだが、それも「一般的にはそうだよなぁ。でも非常用に多少は電池にためてあるとか、このメールの人は営業職で技術的にはよく知らないけどとにかくこれから電力が不足するから協力してほしいってことじゃない?」とまたまたテキトーに考えてしまった。一瞬で。

それから数時間経って、テレビでもネットのニュースでも、東西で周波数が違うため西日本からは周波数の変換能力分しか送電できないこと、西日本での節電は必要無いことを言っているので、メールは収束するだろうけど、全くシマッタ。
・いつでも、自分や身近な人の頭をよぎった疑問は優先して検討すべし。(←じゃないと自分の精神的ダメージが大きい)
・いつでも、科学の目を持つべし。(←これは就職当時、上司に言われた最も印象深い言葉なのに!)
・チェーンメールは原則、内容に賛同したら自分だけ行うべし。(←これは普段やっているのに!)

育児を通じていろんな人に親切にしてもらって善意慣れというか、「善意なら大丈夫」と思ってしまっていたかなぁ。以前だったらチョット待てよ~...と思ったような気がする。